ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん。2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックでも話題となった、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」で創り出された世界は、日本のみならず世界を魅了しています。今回は『婦人公論』(2月号)にも掲載中、田中さんの代表作でもあるブロッコリーをモチーフにした作品について。
~四季を感じて~
私の代表作の1つに、ブロッコリーを木に見立てた作品があります。
《見立て》を説明する時によくブロッコリーを例に出すので、いつの間にかブロッコリーがシンボル的存在になりました。
ブロッコリーの花言葉は「小さな幸せ」。
ミニチュアにぴったりの花言葉です。
ブロッコリーの木が冬になるとどうなるかを想像して撮影したのがこの作品。
カリフラワーが、雪で白く染まった木に見えてきますよね。
ちなみに、カリフラワーの花言葉は「お祭り騒ぎ」だそうです。