笑いはお祓い。自分だけでなく
周囲も浄化します

子どもの頃、頭ごなしに言われたセリフは、良い忘却を促す魔法の言葉です。心の中でこだまのように響かせ、「つべこべ言わず前を向くことが必要だ」と思いましょう。

過去を引きずったり、根に持ったりする人の多くは不幸の3原則、「自己憐憫」「責任転嫁」「依存心」のいずれか、もしくはすべてがあります。「こんなことになった私はかわいそう」「誰かのせいで不幸なんだ」云々……。

もし「人のせいにしないで自分でなんとかしなよ」と言ってくれる人が身近にいるなら幸せです。3の「素直」に聞く耳があれば、視野が広がり、見えていなかった幸運にも気づけるでしょう。

あとは、4の「笑顔」で前を向くだけ。笑いはお祓い。自分だけでなく周囲も浄化します。鏡を見て練習してでも笑ってください。類は友を呼ぶ「波長の法則」で、前向きで明るい笑顔の人が寄ってきます。良き出会いが増えれば人生のテンポが良くなり、良き出来事がおのずと増えるのです。

コロナ禍は未曽有の事態ではありますが、見方を変えれば、これからをどう生きるか考えるチャンスでもあります。ここで「新たな何かを見つけてみよう」と思うのが幸せぐせ。「どうせうまくいかない」と思うのは不幸ぐせ。あなたはどちらを選びますか? さあ、私と一緒に、まぶしいほどの幸せオーラを放つ人になりましょう。

(イラスト◎大野舞)