4品のコース「キャトル」6200円のメイン。旬の鮮魚(この日は鰆)、米粒の形をしたパスタのリゾーニ、ラビゴットソース。前菜、パスタ、デザートが付き、内容は3ヵ月ごとに替わる

話題のホテルで洗練のフレンチを

数ある大阪のラグジュアリーホテルの中でも、遊び心溢れる空間やレストランで注目を集める「W大阪」。

3階にあるここ「オーララ」は、白、黒、青を基調としたインテリアに水玉のモチーフをアクセントにする、カジュアルに大人が楽しめるニューブラッセリー。昼と夜は、ミシュラン2つ星のフレンチ「ラ・シーム」の高田裕介シェフが監修し、伝統的なフレンチをスタイリッシュに仕立てた料理が楽しめる。

ランチのコースは3種類。野菜をふんだんに使い、食材、味、香りで季節感をアピール。メインは肉2品、魚、パスタ、野菜の5品から選べる。主役の素材にソースや野菜を重層的に組み合わせ、いずれもボリュームたっぷりだ。

「オーララ」のテイクアウト。手前から、京都の地鶏のもも肉を煮込んだ「地鶏のタジン レモンコンフィとオリーブ・クスクス」4800円。農園直送の野菜7~8種類を焼いたり蒸したりした「季節の焼き野菜 野菜のビネグレット」3300円。野菜ベースのドレッシングとピューレが付く。当日の10時までに要予約、3Fの「リビングルーム」で受け取り

例えば、この日の魚料理は旬の鰆のポワレにキノコやトマトの旨味をまとわせたリゾーニと酸味のあるラビゴットソースが添えられ、深い味わいと美しい色合いを生んでいる。

ランチの定番メニュー「焼き野菜のビネグレット」は、昨年末からテイクアウトもできるように。春野菜の滋味を自宅でも楽しめ、ワインのあてにぴったりだ。