62歳で勝ち星をあげる女性騎手
筆者訪問日のメインレース、ウーラマイカップは当時ヴィクトリア州のアマチュア騎手リーディングを争っていたコートニー・ペースさんという女性騎手が優勝したのだが、もうひとり輝いた女性騎手が、1レースを制したデイビー・ウェイマウスさんだった。
このウェイマウスさん、実はこの時点で62 歳という年齢だったのである。調べてみると、大井の的場文男騎手より1つ年上のようだ。その後も現役を続けており、なんと66歳時点でもまだ勝ち星をあげている。
騎乗馬のほとんどは娘であるレベッカ・ウェイマウスさんが馬主兼調教師として管理する馬なのだが、ピクニック開催ごとに何鞍かに騎乗し、勝ち続けているのだからすごい話だ。
このような騎手も活躍できるのがピクニック競馬の魅力と言えよう。「ウェイマウス一族」による口取りシーンを見られたのは幸運であった。