次女まで手が回らなかったので今甘えているのかなと
見かねて片づけようとすると、「余計なことしないで!」とキレられる。
「コスプレイベントでの写真を見せてくれたのですが、ピンクのかつらにカラーコンタクト。私には何だかさっぱりわかりません。でもとりあえず、『すごいね、別人みたい』と褒めてあげました。実は、長女が幼いときに大病をしてかかりきりになり、次女に手が回らなかった。それで、今になって甘えているのかなと思うと、きついことも言えなくて」
次女は残業も多く、平日は夜遅くへとへとになって帰ってくる。そのため家事もノータッチ。
今から気をもんでいるのは、やはり自分の老後と娘の将来だ。
「親は先にいなくなるものだし、一緒に生きてくれる人を早く見つけてほしい。この子はこの先、どうなるんだろうと心配です」