書棚はその人の形代

そこでひと棚ずつ、10万冊と言われた蔵書の背表紙が「全部」みえるように撮った。

そうして『立花隆の書棚』という本になった。

今もその写真の原本が私の手もとにある。

それをよすがとして立花さんを偲びたいと思う。

書棚はその人の形代(かたしろ)のようなものでもあるから。

ネコビル3階入り口の書棚
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