「家族のような温かさをギャンブラーチームで作れた」(浦井健治)
スカイのギャンブル仲間であり、ある「賭け」をスカイに持ちかける、ネイサン役を演じるのは、読売演劇大賞 最優秀男優賞などを受賞したミュージカルスター浦井健治さん。
「この作品の中で家族のような温かさをギャンブラーチームで作れたかなと思います。それは演出のマイケルさんが色々なことをしてくださったからこそ。何よりも、井上さんのスカイが空まで届くほどかっこいい。そんなスカイになっていますので、そこを注目してもらえれば」
と言うと、すかさず井上さんは「こういうセリフがあるんですよね。浦井君、本当にもうこれっばかり言うから」とネタっぽく受けるなど、息が合った返し。会場に温かい笑いが起こる。
意外にも、浦井さんと井上さんがミュージカルで共演するのは、2013年公演の『二都物語』以来約9年ぶりだという。
司会者から、9年ぶりの共演とのことで、お互いに成長を感じた点について聞かれると、井上さんは浦井さんに対して下記のようにコメント。
「(浦井さんは)変わらず一生懸命だなとは思いますが、その一生懸命度が増しているというか。経験を積んできたんだなと言う気はしますね。みんなのワイワイした輪の中からはちょっと外れていたりするところは、やっぱりこう”同志”だなって思うところはありますね」
その後、ネイサンの婚約者・アデレイド役の望海風斗さんとの、舞台上での掛け合いについて浦井さんに聞くと
「自分個人は望海風斗さんと一緒に、どれだけふざけられるか、楽しんでいけるか、ちゃんと(スカイとサラの恋の)スパイスとして演じていけたらなと思います」
と意気込みを語った。