タイプがわかったら、どんなことに気をつければいいのかを紹介しましょう。

「気圧タイプ」

「気圧タイプ」が注意すべきは、低気圧の間ではなく、気圧が下がるとき、または上がるときです。気圧の高低差の波を内耳がキャッチすると、脳がストレスを感じて交感神経が優位に。すると血管が収縮し、心拍数が上がり、目まいや倦怠感、眠気などが誘発されるのです。このとき、マッサージなどで気圧センサーである内耳の血流をよくすると、症状緩和が期待できます。

●気圧タイプ対応策

耳の血行不良を改善し、敏感になっている内耳の気圧センサーを落ち着かせます

(1)くるくる耳マッサージ

耳の上部を軽くつまみ、5秒間上に引っ張る

耳の真ん中を軽くつまみ、5秒間横に引っ張る

耳の下部を軽くつまみ、5秒間下に引っ張る