「気温タイプ」

「気温タイプ」は、気温の変化に体を順応させようと交感神経が活発になってエネルギー消費が増え、「寒暖差疲労」を起こしている状態。そのため、疲労感や倦怠感を覚える人が多いのが特徴です。ほかにも、頭痛、気分の落ち込み、肩こり、冷えの症状が出ることも。特に、寒暖差が大きくなる季節の変わり目に不調を感じやすくなります。

不調の改善には、筋肉を鍛える運動を行いましょう。交感神経と副交感神経のスイッチを強制的に切り替えてくれるため、効果的です。ただし、交感神経が優位になりすぎる激しい運動は禁物。筋肉を動かして血流をうながすストレッチなどがおすすめです。

●気温タイプ対応策

体幹部や下半身の筋肉を鍛える軽い運動で、交感神経が正常に働く習慣を取り戻します

(1)つま先立ち

両足を揃えてまっすぐ立ち、かかとを床にしっかりつける

かかとを上げてつま先で立つ→下ろす動作を1回とし、30回行う。1日に3セットが目標

(2)スクワット

 

1)両足を肩幅に開いて立ち、イスの背もたれに両手を置く

2)背筋を伸ばしたまま、おしりを突き出すようにゆっくりひざを曲げ、1の姿勢に戻す動作を10回行う。1日3セットが目標