プロフェッショナルな技術に支えられて
タカラジェンヌを、より素敵に魅せてくれる素晴らしい技術を持った衣装部さん。
足を長く美しくみえるようなラインを作ってくれたり、
踊りやすくするための工夫や、早変わりがしやすい工夫など、
細かいところにも配慮してくれています。
仕立て変えたり装飾を変えたりしながら、いろんな人が袖を通す衣装。
その度に細かいところを丁寧に、しかも素早く直してくれ、その仕上がりは何とも美しいのです。
まさに職人技です。
一度、市販のズボンの裾を直すのに、
宝塚でやっているようなラインをお願いしてみたら、断られました。
あのラインが普通だと思っていたので、それは難しいですね、と言われた時に、
あれは秘技だったのだと気づきました。
改めて衣装部さんの素晴らしさを感じました。
衣装は一つの公演で芝居とショーを合わせると450~600点にのぼるそうです。
公演中も、衣装の整理やメンテナンス、出演者の着せ替えまで、お衣装部さんの仕事は多岐に渡ります。
こうしたプロフェッショナルな方々に支えられ、華やかな宝塚の舞台は作られているのです。
宝塚をご覧になる時は、そんなプロフェッショナルな技術も垣間見ていただけたらと思います。
ちなみに
私は並縫いと返し縫いしかできません。
●日本テレビ「news every.」の「every.特集」にナレーターとして出演中
●NHK文化センター講座 7月1日(金)柏教室 7月9日(土)熊本教室
7月16日(土)千葉教室 7月23日(土)町田教室
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