ご褒美は「補助輪」

私たち大人の場合は生活がありますから、「給料なんかいらない」とはなりませんが、子どもの場合には「ご褒美なんかいらない」となる子たちも多いです。

私が経営する塾では、宿題をしたり、勉強の記録を残した日記を書いてきたら、お菓子や文房具と交換できる「ポイント」を子どもたちにあげています。

小4〜5くらいの子たちだと、ポイント目当てに一生懸命頑張っている子が多いのですが、小6くらいになると、ポイントに興味がなくなって、自発的に勉強する子たちも増えてきます。

ご褒美を用意することなく、自らの成長に喜びを感じるようになれば、子育てのゴールは近い?(イラスト:『小学生の勉強は習慣が9割 自分から机に向かえる子になる科学的に正しいメソッド』より)

ご褒美はその状態になるまでの「補助輪」の役割ですね。