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〈分類〉できる場所により分けられる
子宮筋腫は大きさや部位によって症状が違ってきます。できる場所により、子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)に分けられます。
粘膜下筋腫は小さくても月経の量が増えたり不妊症の原因になるなど症状が強く出ます。
中でも筋腫が子宮から腟に出てきているようなもの(筋腫分娩)は出血や感染のリスクが高くなります。一方、筋層内筋腫や漿膜下筋腫は初期のうちは症状が出にくく、かなり大きくなるまで発見されないことも多いです(下図)。