この記事の目次
子宮筋腫とは 〈原因〉女性ホルモンによって大きくなる 〈分類〉できる場所により分けられる
〈症状〉不妊症や流早産の原因にも
〈診断〉手術を考える場合にはMRI検査も
〈治療〉薬物療法と手術療法がある

〈症状〉不妊症や流早産の原因にも

主なものとしては月経量が増える過多月経があり、重度の鉄欠乏性貧血を引き起こすことがしばしばあります。また、月経痛や不正出血もみられることがあります。

粘膜下筋腫などで子宮腔の変形があると不妊症や流早産の原因になることもあります。

大きく発育してくると周辺の臓器を圧迫し、頻尿や排尿障害、便秘、腰痛、血栓症などの原因となります。

〈診断〉手術を考える場合にはMRI検査も

婦人科診察と超音波検査で診断します。大きな筋腫や手術を考える場合にはMRI検査が行われることもあります。MRI検査は悪性の肉腫との鑑別にも有効です。