眠りやすい季節、眠りにくい季節はいつ?

睡眠に関していえば、季節によっても睡眠は変わってくることにお気づきでしょうか。

日照時間、気温の変化など、1年の間でも私たちの睡眠は変わります。「春眠暁(あかつき)を覚えず」という言葉がありますが、春先には多くの方が眠気を感じます。その理由は次の2つです。

(1) 年度が変わりさまざまな行事で多忙になるため、睡眠時間が不足しやすい。

(2) 日照時間が長くなり、睡眠ホルモンである 「メラトニン」 が冬に比べて早く低下するため、ゆっくり眠れなくなる。

そして、夏に関しても、

(1)暑さ

(2) 日照時間の長さ(暗い時間が短い)

の2点で睡眠不足を訴える方が多いようです。

そして、秋になると気候がよくなり、比較的長めに眠れるようになります。冬は、寒さのために眠りが浅くなり、中途覚醒が多くなる傾向があります。ただし、日照時間が短いことで、睡眠時間は長くなるようです。

こうして1年を通してみてみると、秋が一番眠りやすい時期といえるでしょう。