【対策】状況に合わせて柔軟に自分のリズムを整えて

天候の変化による体調不良は「気のせい」ではありません。体調が悪くなるかもしれない……ということが事前にわかっていれば、それだけでも対策が取れるのではないでしょうか。

調子の悪いときにいつもと同じように動いていると、ミスやケガのリスクが上がってしまいます。いつもより休憩時間を長めに設定する、時間に余裕を持って行動するなど、リズムを変えて乗り切るようにしましょう。

状況に合わせて柔軟に自分のリズムを整えることが、自律神経を整え、ぐっすり眠ることにもつながっていくといえるでしょう。

※本稿は、『なぜ、あの人はよく眠れるのか』(主婦と生活社)の一部を再編集したものです。


なぜ、あの人はよく眠れるのか』(著:小林弘幸、三輪田理恵/ 主婦と生活社)

著者は自律神経研究の第一人者であり睡眠にも造詣が深い、医師の小林弘幸氏。共著者として、学校、行政、企業などで睡眠研修を実施しているメンタルトレーナーの三輪田理恵氏が「実践編」を担当。 快眠に近づくための方法を原因別に101種類以上掲載しているので、その日の体調や気分、環境に合わせた快眠法が選べます。1見開きに1レッスン、平易で実践しやすいメソッドを厳選。ボリューム的にも内容的にも「ストレスの多い時代の睡眠バイブル」と呼ぶにふさわしい一冊です!