帰省は実家を片づける大チャンス?(写真:Photo AC)
着なくなった服が押し込まれたクローゼット、本がぎっしり詰まった本棚、使わないお皿だらけの食器棚……。モノで溢れた家にうんざり、という読者も多いのでは。一方、5年間で6000人以上の受講生にアドバイスをしてきた人気整理収納アドバイザー・阿部静子さんは「何があるかわからない時代だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら片づけたもの勝ち」と断言します。その阿部さんが50代以上に向けて、お手軽片づけ術を伝授。第5回は「帰省は片づけの大チャンス!」です。

「帰省」は片づけの大チャンス

この時期、お盆休みで、お子様方が帰省するご家庭も多いのではないでしょうか。特に今年は数年ぶりの帰省というご家庭もあることでしょう。

「子どもが社会人になって(もしくは結婚したりで)巣立ったものの、部屋にものが置いたままになっている。いつ片づけたらいいのか」。

一方で、よくこういったご相談をいただきます。置いてあるのは服、本、ぬいぐるみ、思い出の品などなど。そんな私自身も、結婚後15年程色々置いたままにしていました。

それも「実家は置く場所があるから困らないだろう」という甘えからだったわけですが、皆さんはいかがでしょうか。

そんな置きっぱなしになっているものを片づけるタイミングは、当人が帰省した時。まさに今が絶好の片づけのタイミングです。