まずチェックしたいのは「出番のない」「使い切った」服

最初にチェックしたいのは、しばらく出番がなかった服。

「出番がなかった」のなら、そこに何かしら原因があるものです。たとえば私の場合、半袖のカーディガン。今の私にとって、夏場のカーディガンの位置づけはほぼ「冷房対策」です。そのため、半袖のタイプはここ数年、着る機会がありませんでした。であれば、きっと来年の春夏も出番がないはずなので、この機会に手放すことを考えてもいいでしょう。

阿部さんが「傷んでいる」ことを理由として処分を考えた服(写真:著者)

次にチェックしたいのは、逆にたくさん着たために、傷みが出ている服です。

毛羽立ちがあるカットソーはないですか? 微妙に色があせている服や、ヨレ、襟や袖口が伸びている服などありませんか? そういったいわば「使い切った」服も手放すことを考えてもいいかもしれません。

掃除用クロスとして最後の仕事をしてもらい、文字通り使い切って処分出来たら一番ですね。