『がんばらなくても2週間で-3kg 医者が教える奇跡の16時間断食』(監修:石原新菜/宝島社)

あえて「空腹」を作ることで体にプラスの変化が起こる!

一日3回の食事は、次々と食べ物が体内に入ってくるため、胃や腸は休むひまがありません。胃や腸を休ませるには、空腹時間を作ってあげること。消化活動を抑えることで、疲れて衰えていた消化機能を元に戻すことができるのです。

また、空腹時間を作ることで体内の脂肪が分解されるというメリットがあります。体重が落ちて見た目がスリムになるだけでなく、糖尿病や心疾患、脳卒中などの病気に対するリスクも軽減することができます。

さらに、空腹時間はオートファジーの活性化にもつながります。オートファジーとは、古い細胞が新しく生まれ変わる仕組みのこと。つまり、空腹時間を作ることで体が若々しくよみがえっていくのです。

 

《空腹であることは悪いことではない》

(イラスト:スギタメグ)
一日3食の場合、胃腸は休むひまがありません。
常に消化活動を行っているため、疲弊し、消化機能の衰えにつながります。

 

(イラスト:スギタメグ)
空腹になると消化機能が回復します。
また、脂肪の分解や細胞が新しく生まれ変わるオートファジーの活性化が進むのです。