「いい子に育ててくれてありがとう」

一方「良かったこと」に関してゴリけんさんは「相手のことを思うようになった」と言う。青木さんは「〈北風と太陽〉だなと。当事はどちらも被害者だと思っていたし、自分は彼を正そうといろいろ言っていたけど、別れてから太陽のように接することにした。娘の4歳の誕生日に〈いい子に育ててくれてありがとう〉と言われ、初めて心が通った気がした」と語った。

お子さんには離婚をどう伝えた? という話題では、2人の子どもを養育しているゴリけんさんは「自分の両親を田舎から呼び寄せ、担任の先生と連動して逃げ場をつくってから伝えた」そうで、元妻とも協力して子育てをしているとか。離婚を伝えた当初は泣かれたというが、今は「パンは熱いのにパパとママは冷めてんの~」という歌を作って歌うまでになりました、と語る。

幼い頃は「パパと仲直りしなよ」と言っていた青木さんの娘さんも中1に。最近はとあるアニメの影響か「イケメンの息子を持ってる人と再婚して」と言われて困っていると明かし、会場は笑いに包まれた。

青木さんの懐かしいポーズも。娘さんが選んでくれた洋服で

 

最後は、青木さんが「離婚後に前を向くため、毎朝聴いていた曲を流します」とアナウンス。「♪あ~た~らし~い朝が来た き~ぼ~うの朝だ」と「ラジオ体操の歌」(作詞:藤浦洸、作曲:藤山一郎)が流れると会場は大爆笑。みんなで朗らかに歌って閉幕となった。

1部と2部で、それぞれゲストも登場し、2回公演が完売。盛況を受け、東京でも開催を計画している。

爆笑のうちに会は閉幕