不安になるより、こうありたいと考えて行動する
最期は必ずやってきます。理想は、舞台の上でパタッと倒れてそのまま逝くこと。これは周囲に多大な迷惑がかかるので、今から「そのときはよろしくね」とスタッフに伝えています。
「この先どうなるんだろう」と不安になるより、「10年後はこうありたい」と考えて行動する。いざというときに頼り合える人間関係を築いておく。これが私流の人生後半の過ごし方。
10月末に発売になる初エッセイにも、そんなことを書きました。最後の最後まで楽しむために、みなさまどうか準備を怠りなく!
見どころ動画配信中!
ヘアメイク:
杉村修(MOJITO)
スタイリング:
松田綾子(office DUE)
衣装協力◎カーディガン 159,500円、ワンピース 209,000円、ソックス付きサンダル 220,000円(参考価格)/すべてファビアナフィリッピ(アオイ TEL03・3239・0341)
リング 30,800円/ジェム・キングダム(アッシュ・ペー・フランス https://www.hpfrance.com)・バングル 27,500円/ラクア(チェルキ TEL03・6418・6779)
※商品価格はすべて税込です
出典=『婦人公論』2022年11月号
中尾ミエ
歌手、女優
1946年福岡県生まれ。62年「可愛いベイビー」で歌手デビュー。以降、ミュージカル、コンサート、映画、テレビドラマなど多方面で活躍。ビジュアルブック『人生もっともっと楽しまなくちゃ』のほか、2022年10月27日に初の書き下ろしエッセイ『76歳。今日も良日』を刊行