幼少期の舞ちゃんがいきいきと描かれる様は、あの国民的マンガを彷彿させます(イラスト:タテノカズヒロ)
福原遥さんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、総合・午前8時ほか)。パイロットに憧れる主人公・岩倉舞が、大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に「空」の世界を目指して奮闘する姿が描かれています。一方、本連載では、漫画家でイラストレーターのタテノカズヒロさんが過去の放映回から印象に残ったシーンとともにドラマを振り返ります。今回は第3週「がんばれ!お父ちゃん」について。

第3週あらすじ

初めて乗った飛行機にすっかり魅了されてしまった舞。そんな舞に父・浩太(高橋克典さん)は、自分の夢が飛行機作りだったことを伝え、母・めぐみ(永作博美さん)からも、浩太が飛行機部品のネジを作る夢を持ち続けていることを聞かされ、うれしくなります。

ある日、模型飛行機を自作するための本を探しに古本屋へ行くと、主人・八木(又吉直樹)との出会いが。

舞は友達になった久留美も誘って、放課後は3人で古本屋で模型飛行機づくりに没頭。仕事で苦労しているお父ちゃんたちに飛ばしてみせようとがんばります。そして10年が経ち――といったストーリーが展開しました。

タテノさんが注目したポイントは?