(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
圧倒的なオーラを放つトップスターの存在、一糸乱れぬダンスや歌唱、壮大なスケールの舞台装置や豪華な衣裳でファンを魅了してやまない宝塚歌劇団。初の公演が大正3年(1914年)、100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」には「花・月・雪・星・宙」5つの組が存在します。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第33回は「ベルサイユのばら展」のお話です。
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)

前回「紫吹淳さん、彩輝なおさん、瀬奈じゅんさん、霧矢大夢さん、龍真咲さん。組長になった時、雲の上だったトップさんが同志になった」はこちら

「ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―」

『ベルサイユのばら』誕生から50年。
東京シティビューで開催中の『ベルサイユのばら展―ベルばらは永遠に―』
に遅ればせながら行ってきました。

会場に入るやいなや、そこは天空のベルばらの世界へようこそ。
まずはお写真をいかがですか?
もちろん撮りました。

『ベルばら』の世界へ…(写真提供◎越乃さん 以下同)

オスカルとマリー・アントワネット、フェルゼン、アンドレにご挨拶した後、
さぁ、ベルサイユのばら展の始まりです。

美しい登場人物たち

当たり前のように知っている物語でも、改めて読む紹介文にワクワクが止まりません。
パネルもピンクで、夢物語の徹底ぶり、さすがです。
大きな年表が貼られ、べルばらの歴史をじっくり熟読です。

中へ進むと、池田理代子先生の描かれた貴重な原画がずらーっと展示され、
読んで行けるように貼られています。