(c)りんたろー。『自分を大切にする練習』/講談社

幼少期のコンプレックス

幼少期は紫外線アレルギーで、手などに発疹ができると必死に隠していたとか、顔が大きいことを気にするなど、外見にコンプレックスがあったという。

「芸人になって、顔が大きいというコンプレックスも、いじってくれてむしろ“美味しい”と思うようになりました。でもポジティブに捉えられる人もいれば、嫌だと感じる人もいる。僕ももしかしたら、今までウケた笑い声にごまかされて、嬉しいって思っていたんじゃないかなって。今の時代はそこを笑いに変える必要はないのかもしれないし、EIXTっぽくないなって思うこともあります。時代の流れに合わせたいですね」

美容に力を入れたことをきっかけに、自身を大切にすることができ、新しい自分に出会えたと力強く語る。

美容について、ルミネtheよしもとで共演する先輩から聞かれることが増えたという。一昔前は「美より芸を磨け」という風潮があったが、流れが変わってきているとのこと。

「ひと世代前には藤森慎吾(さん)というチャラ神様がいて、かなり前からスキンケアやホワイトニングは大事だぞって話されていました。今もすごくきれいだし、色々なシーンでしっかり活躍されていますよね」と言う。将来のライバルになる可能性も?

「チャラいと見せて本当は真面目なんだ、といじられたこともあったけど、チャラさと真面目さ、どちらの側面もあります。遊びにまじめというか…。DJ KOOさんを意識して、80歳超えても“チャラい”を目指したいと思います」と、目指したい姿も明らかにした。