4年間で、僕が得た確かな感触
どんなことにも結果が出ます。それに一喜一憂してしまうこともあると思います。
そうやって喜び、悲しむことがあったとしても、それによって目指す階段の上り方を誤らないこと。この考え方でいると、一つひとつの成功が本当に小さくて、なおかつ目立ちません。正直言って、地味です。
でもいつの間にか、他の人よりひとつ頭を抜けた存在になれる。
この4年間で、僕が得た確かな感触です。
※本稿は、『DUEL(デュエル) - 世界に勝つために「最適解」を探し続けろ』(発行:日本ビジネスプレス 発売:ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『DUEL(デュエル) - 世界に勝つために「最適解」を探し続けろ』(著:遠藤航/ワニブックス)
ドイツで伝説と呼ばれ、2年連続「デュエル勝利数1位」、遅い移籍――。「不可能」だと思われたことをことごとく覆してきたのがサッカー日本代表の遠藤航だ。世界でも屈指のフィジカル能力を誇るリーグ・ドイツのブンデスリーガで2年連続「デュエル勝利数1位」(1対1の対決)を記録。なぜ遠藤航はこれまで不可能だと思ったことを可能にできたのか。正解を作らず「最適解」を探してきたその哲学と、遠藤が選び、決断したことを赤裸々に告白する。