愛ある「貸し」で助ける

ミスをなすりつけられない人材になるための方法を先にお話ししましたが、今回のお題ではすでにミスをなすりつけられている状態。汚名を着せられたままでいるのも癪にさわりますよね。そんなときの対応として、具体例をお伝えしておきましょう。

私が当人だったら、上司と二人きりになったとき、真顔で一言、「貸しですからね」と伝えます。「私がミスをかぶることは、仕事として引き受けますが、これは貸しですよ」という意味。ミスをなすりつけたことは、上司本人がよくわかっているでしょうし、普通の感覚の持ち主なら後ろめたくもあるはずです。それだけに「貸しだ」と言われたら、上司はあなたにこれ以上ひどい対応はできなくなる。「それは脅し文句では?」と思った方は、こう考えてみましょう。借りができたと上司が自覚したなら、今後は自分のみならず、ほかの誰に対してもミスをなすりつけようとは思わないはず。結果的に同僚を助け、上司も《悪い人》にせずに済むという意味で、すべての人を助けることになるのです。そう考えれば、愛ある一言だと言えませんか。

ミスをかぶった直後の態度も重要です。「仕事とはいえ、ミスをかぶるだなんて面白くない」とふてくされていては負のオーラ全開です。同僚から「プンプン怒って不機嫌そう」と煙たがられるのがオチ。それより殊勝に仕事に邁進していれば、同僚が「ミスしちゃったんだって? みんなで慰めてあげるからご飯でも食べよう」と誘ってくれるかもしれません。あとは先に述べたように、あなたが職場に欠かせない人だと周囲の人に思わせることが重要なのです。

マイナスなことがあっても「転んでもただでは起きない」「損して得取れ」と思えば、プラスに転じるような行動ができます。もちろんこれは正社員でも、パートでも、アルバイトでも同じ。立場に関係なく職場に欠かせない人材だと思われることが、幸せな人になる極意です。

前回「病気の家族への正しい接し方は?〈いい人仮面〉はいつか外れる。自分都合のサポートはNG。傾聴のコツは〈聞き流すこと〉」はこちら


お祓い箱 浄』 2022年11月30日発売 

「お祓い」習慣で新しい一年を心丈夫に!

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(使用方法は、冊子にて詳しく紹介しています)

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新しい一年を心丈夫に過ごしましょう。