私が贈っている「お返しの品」とは
こうした日本の年末の習慣も年ごとに変わっているのを実感します。合理的とはいえ、風景が変わるのは、少し寂しいもの。
近しい人のなかには、ありがたいことに、その土地で採れた果物や名産などを贈ってくれる方もいらっしゃって、そういう方へのお返しは必ずするようにしています。
なお、お返しの品を何にしているかといえば、私の場合、もっぱら手作りのパンを贈っています。
節約生活を始めたばかりの頃、パン焼き器を一万円くらいで買い、それからは自ら作るようになりました。これがたいへんに美味しい。自分で作ってみて驚いたものです。
今年の10月ごろから物価が高くなり、小麦粉の値段も高騰。ベーカリーショップで売られているパンには価格が倍近くになっていたものもありました。
しかし、私がパン作りで使う粉は国産の米粉が中心ですので、値段は前とさほど変わっていません。
お返しには、そのパン焼き器で、パンやアップルパイなどを焼き、近くの方には挨拶も兼ねて持参、贈るようにしています。材料費は500円程度でしょうか。