1)通信費
固定支出の見直しで最も効果が出やすいのが通信費です。今やほとんどの人がスマートフォンをお持ちだと思いますが、最初に契約した会社からの乗り換えやプラン内容の変更が面倒、やり方がわからない、とそのままにしていないでしょうか。
プラン内容は、ご自分のスマホからも確認できます。不要なオプションに月300円支払っているとしたら、年に3600円もの無駄遣い。月々のデータ通信料が余っている場合、使用状況に合ったプランに変更すれば大幅に安くなる可能性も。
2021年春から、大手通信会社4社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル)がシンプルな格安プランの提供を始めました。それに呼応して、いわゆる「格安スマホ」(IIJmio、NUROモバイル、BIGLOBEモバイルなど)を取り扱う業者もさらなる新料金で対抗しており、上手に利用すれば月1000円に抑えることも可能です。
契約はお近くの家電量販店でできますし、電話の相談窓口も充実しているので安心です。お子さんやお孫さんなど詳しい人に頼んでもいいでしょう。
また固定電話も、普段の通話はスマホだけで、自宅にかかってくるのはセールスばかりという場合は、一度解約を考えてみてもいいかもしれません。