◆爪あとを残せるように

さらに役柄での挑戦について、大橋さんが「僕はみんなを元気にさせることですね！　みんなのいいところをいつも引き出しているんですけど、（今回演じる）拓未という役でもね」と明るい声で堂々と発言すると、西畑さんが「自分で言うことではないからな」とすかさず突っ込み。そんな西畑さんは「僕は短髪担当です」と言って会見場を沸かせつつ、「今回は例年とは違って、コメディ要素がいっさい無く、お芝居だけで真っ向勝負させていただいているので、そこは僕たちとしても挑戦です」と心境を吐露。「今回は井上尊晶さんという、蜷川幸雄さんのもとで活動していた方が演出してくださって、外の舞台に出ているような感覚なんです。コング桑田さんが看守長をしてくださり、事務所の外の方を呼ぶのは僕たちの体制になってからは初めてのことなので挑戦になります。なんといっても、ジャニーさんが亡くなられてから初めての、ジャニーさんが手がけられた公演になるので、思い入れは大きいです」と語りました。

次に藤原さんが「僕が最初に登場するシーンは自転車に乗ってるんですが、春公演でも自転車だったんです」と言うと、一同「ほんまや～！」と驚きの声。続けて藤原さんが「春夏連覇してきてる」というと、大西さんが「甲子園みたいな言い方しないでください」とすかさず突っ込み。藤原さんが「しっかりと去年の大阪桐蔭のように頑張りたいと思います。爪あとを残せるように」と応え、関西ジャニーズらしい息の合ったプレーを見せます。また、「このなかで僕が唯一、刑務官という役で一人だけちょっと違うんですけど、コング桑田さんのもとでいろいろとお芝居の勉強をさせてもらっているので、ほかの看守役の子達と一緒にお芝居のことについて話せたらと思っています」と話しました。

「最後、わたくしがいかせていただきます～」と茶目っ気たっぷりに話し始めたのは高橋さん。「挑戦していることはですねえ、僕は格闘技ができるという役柄なんですけども、見た目で分かるとおり、僕、けっこうひょろひょろなんです。一公演一公演、成長していけたらと思います」と、スレンダーな体型をアピールしながらコメント。すると、「でも、やっと格闘技らしくなってきたよね。最初、こんなパンチだったもん」と周りから真似されて、仲の良さを垣間見せました。

 

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「少年たち 青春の光に…」の公演は大阪・大阪松竹座にて8月30日まで行われます。その後9月7日から28日には東京・日生劇場でSixTONES、Snow Man出演の「少年たち To be!」が上演予定です。

なお「少年たち」は今年3月に、ジャニー喜多川さんの製作総指揮により『映画 少年たち』のタイトルで映画化されました（SixTONES、Snow Man、関西ジャニーズJr.が出演）。7月9日にジャニーさんが死去したことを受けて、8月16日から東京・丸の内ピカデリーほかで追悼上映されます。