どっちがおトクなの?
繰上げ受給・繰下げ受給を検討する際は、「仕事による収入が無くなったあと、いくらあれば生活できるのか」を自身の生活費から逆算して考えるとよいでしょう。
①繰上げ受給を検討したほうがよい場合
・60歳以降の家計収支が赤字になる
・生活費が不足していて貯金がない
・働くことができない
②繰下げ受給を検討したほうがよい場合
・公的年金無しでも生活費が賄える
・65歳以降も働くことによる収入がある
・貯金の取り崩しができる
・公的年金以外の年金制度(個人年金や企業年金、iDeCoなど)で生活費が賄える