相手との距離感がわかっていない
「親しき仲にも礼儀あり」どころか「親しくないのに礼儀なし」です。テレビでこういう芸能人、有名人が登場すると、じつに不快です。「なにを偉そうに」と、最近はマスクの中で小さな声を発してしまいます。
このような人たちは、自分を客観視すること、 俯瞰的(ふかんてき)にものをとらえることができません。自分が周囲からどう感じられているかを考えたことがないようです。
「ちゃんづけ」のすべてが悪いわけではありませんが、それは相手が許容する親密さがあってのことです。相手との距離感がまったくわかっていないのです。
土足でズカズカと他人の心に入り込んでくる人が好かれるわけがありません。無遠慮さ、デリカシーのなさは、世代を超えて「ノー!」を宣告されます。とくに中高年はデリカシーの感度を劣化させてはいけません。