「おひとりさま」はブームではなく、常識に
世界、そして日本はコロナ禍以後、「散り散りの時代」に突入しました。「ひとり化社会」に拍車がかかるでしょう。
実際、趣味やゲームでひとりの時間を愉しみ、食では「ひとり焼肉」の店も人気のようです。老若男女を問わず「おひとりさま」はブームではなく、常識になっていくでしょう。そのこと自体、私は悪いことだとは考えていません。
そんな中で好かれるのはデリカシーの感度を高く保ちながら、他人ときちんとした距離感を持てる人です。
ひとりよがりの距離感しか持たない人は間違いなく嫌われます。
※本稿は、『弘兼流 70歳からのゆうゆう人生―「老春時代」を愉快に生きる』(中公新書ラクレ)の一部を再編集したものです。
『弘兼流 70歳からのゆうゆう人生-「老春時代」を愉快に生きる』(著:弘兼憲史/中公新書ラクレ)
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