「金欠と面倒くさいのが重なって虫歯を放置したら、歯が抜けて奥歯が全滅しちゃった。」(長谷川さん)

40になっても売れず母にお金の無心

渡辺 僕は芸人になろうと思って、大学中退後に東京NSC(吉本総合芸能学院)に入ったんです。

長谷川 僕は23歳のとき札幌の吉本へ。30歳で上京するも芽が出ず。

渡辺 数々の貧乏話がある雅紀さんだけど、まず歯が8本ない。

長谷川 金欠と面倒くさいのが重なって虫歯を放置したら、歯が抜けて奥歯が全滅しちゃった。

渡辺 食事のときは世間体のために噛んでいるみたいですけど。

長谷川 でも咀嚼できないから、かたまりを丸飲みしています!

渡辺 お金に困ると芸人の後輩から借金してたね、躊躇なく。早く返してあげなさい!

長谷川 後輩のほうが稼いでるし、僕はプライドがないですし。

渡辺 札幌のお母さんにもお金の無心してたよね。

長谷川 5000円とか1万円とか。

渡辺 50近い息子が70代の母に、ひどい話だよ。札幌時代には、弟のパソコンを質屋に入れたって、とんでもないエピソードも。

長谷川 弟のパソコンが目に入り、これをお金に換えようと。

渡辺 すぐバレるだろ?

長谷川 うん。怒られた。結局、母親に事情を説明してお金を借り、質屋からパソコンを引き取った。自分でもなんであんなことしたんだろう、って今は思う。

渡辺 気づくのが遅いんだよ。