今一番伝えたい気持ちを大きく
ここ最近、メーカー各社が太さもカラーもさまざまな筆ペンを発売しています。ゆるふで初心者には、中字の太さがおすすめ。
「びしっと線」や「ふわっと線」は、筆先に弾力のあるもののほうが書きやすいと思います。自分に合った筆ペンを売り場で見つけるのも楽しいかもしれません。
私は、お友達や親族に手紙を送る際、ゆるふでで書いています。例えば、何か土産物をいただいた時、「おいしかったです」と大きく書いたはがきを送る。春になったら、「満開の桜を見にお出かけしませんか?」と誘ってもいい。作品内の桜のイラストは、ピンク色の筆ペンでささっと描きました。簡単なことですが、それだけでウキウキする気持ちが伝わります。
長い文章を手書きするのがおっくうなら、そこはパソコンで打って、今一番伝えたい気持ち──「感謝」や「また逢いたいです」などの言葉を余白に大きく書いてみてもいいでしょう。
近頃手書きの習慣がなくなっているからこそ、相手は「おっ」と思ってくれるはず。書いて楽しい、もらって嬉しいゆるふでに、ぜひ挑戦してみてください。