この記事の目次
〈症状〉痛みが出る場所は人によってさまざま 〈原因〉膵液が活性化して臓器を溶かし、炎症に 〈治療〉基本は絶食と点滴。原因次第で手術も
〈予防〉飲みすぎには注意。「4ドリンク」を心がけて

〈予防〉飲みすぎには注意。「4ドリンク」を心がけて

急性膵炎の予防の第1 は、男女ともにお酒の飲みすぎに注意することです。飲まないのが一番ですが、禁酒ができない方は、「1日4 ドリンク」、つまり、4 杯以内に抑えるよう心がけましょう。4 杯を超えると、途端に急性膵炎のリスクが上がります。ただし、1 杯あたりのアルコール量は12gまで。4ドリンクで48gまでです。ビール(アルコール度数5 %)の500mL缶のアルコール量は25gですから、2 缶飲むと48gを超えてしまいます。ビールではレギュラー缶とロング缶の計2 本が限度です。

このほかに「禁煙」「暴飲暴食をしない」「快適な睡眠」「ストレス解消」はさまざまな疾患の予防法として挙げられますが、急性膵炎についても同様です。

そして、女性に大事なのは「胆石予防」。胆石のできやすい人は「4 F」に分類されます。(1)「Forty=40歳代」、(2)「Female=女性」、(3)「Fat=肥満」、(4)「Fertile=多産」の《4 つのF 》です。そこで重要なのが、コレステロール過多の食事に気をつけること。また、便秘の人は胆石ができやすいので、食物繊維を十分に摂りましょう。食物繊維はコレステロールを吸着して排出してくれます。

主なお酒のアルコール量の目安
飲む量は同じでも、お酒の種類によってアルコールの量は異なります。代表的なお酒に含まれるアルコール量を参考に、飲みすぎには注意しましょう