貴司に抱いた期待

基本的に朝ドラの主人公は女性なので、その対比として、登場する夫や父親が働かなかったり、失踪したり、すこし厄介な奴としての役割を担いがちです。

『カムカムエヴリバディ』でも『ちむどんどん』でもそういう男性が出てきて、良くも悪くもヤキモキさせてくれました。

話戻って、『舞いあがれ』では、リュー北條から「各地に旅をしながら短歌を教える」という雑誌の連載企画が貴司くんへ提案されていました。

かつて仕事を投げ出し、突然長崎五島へと逃走した実績を持つ貴司くんのこと、「舞ちゃん、オレ、やっぱり旅がしたいねん」とぼそっと語り、新婚にもかかわらず、放浪の旅に出てしまうのか・・・