朝ドラへの勝手な期待
期待と言えばもう一つ、朝ドラ全体への勝手な期待があります。
それは大きな夢があって、半年の放送期間をかけ、それを叶える過程が壮大なスケールで描かれる、ということ。
著者はその過程が好きで、『マッサン』ではウィスキーを作るための土地を求めて北海道へ渡ったり、『まんぷく』もカップラーメンがかなりの紆余曲折を経て発明される様子にワクワクさせられたし、大変見ごたえがありました。
夢をかなえた実在の人物をモデルとして作られるケースが多いのも、また朝ドラの魅力につながっているのだと思います。