この記事の目次
〈症状〉激しい痛みや姿勢の変化。神経症状が出ることも
〈原因〉原因は2タイプ。加齢にともなうものが一般的
〈治療〉まずはコルセット。さらには骨の形成手術を 〈予防〉骨密度のチェックが第一歩。食事と運動で予防して

〈原因〉原因は2タイプ。加齢にともなうものが一般的

骨粗鬆症には「続発性」と「原発性」の2つのタイプがあります。続発性は骨を弱くする原因となる基礎疾患のある場合で、ステロイドの長期使用や人工透析、ホルモン低下療法などを受けているケースです。これに対し、原発性は加齢にともない骨密度が低下し起こるもの。高齢者で一般に見られるのは後者のタイプです。骨形成と骨破壊の新陳代謝バランスが崩れ、壊れる骨が多くなると骨密度が低下します。

骨粗鬆症の人の数は1280万人(1998年)で、現在は1300万人という推測も。そして、女性は男性の約3倍も椎体骨折の頻度が高いといわれています。

原発性の具体的な原因としては、若年期の不十分な骨量、閉経によるエストロゲンの分泌量の低下、カルシウムやビタミンD、ビタミンKの摂取不足のほか、筋力低下や運動量の減少によって骨への刺激が低下することなどが考えられます。

 

椎体骨折は、手足の骨のようにポキッと折れるのではなく、つぶれる骨折。最近では「いつのまにか骨折」ともいわれる