よりよい「ここからあっち」

すると彼女はこう答えたのでした。

「あなたは、ここじゃない方が、もっと輝けるんじゃない?って伝えるんです」

なるほど~と思いました。会社側の都合での「ここからあっち」ではなく、当事者にとっても、よりよい「ここからあっち」。

もし、それが降格だったとしても、あなたが輝ける方がいい、ってことなんだなって。

『明るい方へ舵を切る練習』(著:一田憲子/大和書房)

彼女自身が、世の中の評価に左右されず、ポジティブな目で、仕事全体を見ているからこそ、上下や優劣ではなく、「あっちの方が輝けるんじゃない?」と言えるんだなあと思いました。