オートミールは栄養満点

・食物繊維

オートミールは「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」という2種類の食物繊維を含みます。

（水溶性食物繊維を多く含む食べ物）

昆布やワカメなどの海藻類、納豆、ごぼう　など

（不溶性食物繊維を多く含む食べ物）

しいたけ、れんこん、かぼちゃ　など

 

イメージ（画像提供：illust AC）
すべての写真を見る

水溶性食物繊維は血管中のコレステロールを排出させる働きがあり、不溶性食物繊維は整腸作用に優れているという特徴があります。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の理想的な摂取バランスは1：2とされており、オートミールはこの割合で含んでいます。

「オートミールを1ヵ月半食べて便秘解消！お粥ではなく、炒飯、オムライス、オープンサンドにアレンジ。推しは味付け玉子のおにぎり！大豆ミートのおすすめメニューまで」はこちら

・鉄分

赤血球の材料となる重要な栄養素で、女性は特に不足しがちです。

オートミールは100g当たり3.9mgの鉄分を有しています。同じく100g当たりで比較すると、うるち米は0.1g、ほうれん草は2.0mgのため、オートミールの含有量がいかに多いかが分かります。

栄養素の鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類が存在しており、オートミールに含まれる鉄は非ヘム鉄です。非ヘム鉄は、動物性のタンパク質やビタミンCと一緒にとることで吸収率が上がります。そのため、オートミールを食べる際は、肉や魚、卵やフルーツなどと合わせると効果的です。

その他、オートミールには骨にとって大切なカルシウムやビタミンE、ビタミンB1なども豊富に含まれています。

一方で糖質は少ないため、糖質制限ダイエットをしている人にもおすすめできます。