カラダの痛みは「股関節」に通ずる!

股関節は、体幹(胴体)と下半身をつないでおり、人間の姿勢や動きを支えている関節です。

特に背骨(脊柱:せきちゅう)や太ももの骨(大腿骨)とは連動して影響し合う関係にあります。

そのため、股関節とは無関係のように見える痛みが、実は股関節が原因だったというケースも多く見られます。

例えば、ひざ痛。ひざの痛みで検査をしたら、実は股関節に問題があり、その影響でひざに痛みを感じるようになった、という場合もあります。

また、さまざまな因子が引き起こすとされる腰痛も、股関節の形成不全によるケースが多く見られます。寛骨臼(かんこつきゅう)(臼蓋:きゅうがい)という、球状の大腿骨の先端部(大腿骨頭:だいたいこっとう)を収めるソケットのような部分に形成不全があり、そのせいで骨盤や大腿骨に影響し、離れた部位に痛みが生じるというしくみです。逆に、ひざや腰の問題から股関節が痛む場合もあり、股関節と双方向で影響し合う関係にあります。

皆さんの下半身や腰の痛み、さまざまな不調などの原因は、もしや股関節にあるのかもしれません。

『東大教授が本気で教える「股関節の痛み」解消法』より