股関節が痛い場合の床からの起き上がり方
股関節が痛むときは、床から立ち上がるのもひと苦労。できるだけ股関節を動かさないようにし、負担がかからないようにカラダを操ることが必要です。理学療法の観点から、股関節が痛む場合の、床からの立ち上がり方を解説します。
※本稿は、『東大教授が本気で教える「股関節の痛み」解消法』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。
股関節に悩みを抱える人は全国で100万人以上、そのほとんどが女性といわれています。いつまでも自分の足で元気に歩くための対策を斯界の権威が指南します!
出典=『東大教授が本気で教える「股関節の痛み」解消法』(監修:田中栄、緒方徹、田中健之/中央公論新社)
田中栄
東京大学大学院医学系研究科整形外科学教授
1987年東京大学医学部卒業。医学博士。2012年より現職。専門はリウマチ外科、骨粗鬆症。日本リウマチ学会、日本臨床リウマチ学会、日本骨粗鬆症学会、日本肩関節学会、日本関節病学会、日本サルコペニア・フレイル学会などで理事・役員をつとめる。
緒方徹
東京大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学講座教授
1995年東京大学医学部卒業。医学博士。2022年より現職。専門はリハビリテーション医学、整形外科、脊髄損傷、障害科学。東京大学医学部附属病院リハビリテーション部部長。
田中健之
東京大学大学院医学系研究科関節機能再建学講座特任講師
003年東京大学医学部卒業。医学博士。専門は股関節外科。東京大学医学部附属病院整形外科・人工関節センター センター長。