「たった一歩」と侮ってはいけない
以上、どこもカンタンに始められるところをご紹介しました。それでいて、片づけばスッキリとするところばかり。
達成感を味わったら、次第に大きな場所の片づけを考えていきましょう。なお、先述した4カ所に優先順番はないので、気になっているところやモノがあふれているところから始めていただければと思います。
その先で
<片づける→すっきりして気持ちがいい→また別のどこかを片づけよう>
というルーティンが確立できたら、しめたもの。片づけ体質、捨てグセを身に付けるのも不可能ではなくなります。
大事なのは、まず「一歩」を踏み出すということ。「たった一歩」と侮ってはいけません。小さくとも、始めなければ現状はなにも変わりません。確かに進んだ一歩が、片づけにおいては、大きな推進力に繋がります。
その意味で、最初からハードルの高い場所に手を出すのは避けましょう。手を付けるべきは、カンタンにできて、しかもすっきりするところ。そして「できた」という成功体験を積むことが、片づけでは何より大切になります。