うどんでケンカ

夕べも、うどんで、ちょっとありました。

おいしいうどんを大阪から取り寄せたんです。

寒かったので、今日はこれがいいねということで、夕飯はそのおいしいきつねうどんになったんです。

ちょうど次男が遊びに来ていて、一緒に食べたんです。

女房が用意してくれて、みんなで食卓を囲んで、さあ食べようかなと思って、息子のうどんをパッと見ると、うどんの量が、僕より多いんです。

「あれ、俺のうどん、少ないね」と言うと、「からだのことを考えてるから」と女房は言うわけです。

からだのことがあっても、うどんの1〜2本で、たいしたことはないだろうと思って、それを言うと、「また細かいこと言って……」「いや、そうは言うけど……」ということで、つい、ケンカしました、スミマセン(笑顔)。

※本稿は、『すべては出会い 渡辺徹の愛され人生』(きずな出版)の一部を再編集したものです。


すべては出会い 渡辺徹の愛され人生』(著:渡辺徹/きずな出版)

芸歴 4 0 年を超える渡辺徹氏の、活動の軌跡を追う一冊です。
文学座に所属し、俳優業だけでなく、歌手、タレントなどとしてもマルチに活躍。
どんなに多忙でも、舞台にも立ち続けていたという渡辺氏の俳優としての思いとは?
これまでの講演会や対談などの記録から、渡辺氏の生き方、考え方に迫ります。