(2)体を支えられない子

椅子に座ったときに、体がへにゃっと前に倒れてしまう子や、いつも机に肘(ひじ)をついて座っている子がいます。そんな様子を見ると、大人はだいたい〈怠けている〉〈だらしない〉と感じて、つい顔をしかめてしまいますよね。

でもなかには、「だらしない」姿勢になって支点を多くつくることで、やっと体を支えているという子もいるのです。

原因は体幹の筋肉の発達が十分でないからですが、大人から色眼鏡で見られがちな姿勢しかとれないのも、特性のひとつだと私は思います。

どうしてもだらしない座り方になる子がいたら、その子は、「特別な支援を必要としている子」なのかもしれないと考えてみましょう。

※本稿は、『発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた 声かけ・接し方大全 イライラ・不安・パニックを減らす100のスキル』(講談社)の一部を再編集したものです。


発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた 声かけ・接し方大全 イライラ・不安・パニックを減らす100のスキル』(著:小嶋悠紀 イラスト・マンガ:かなしろにゃんこ。/講談社)

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