シャンシャンの誕生は、わがことのように嬉しかった

シャンシャンが誕生する年月までの間には、シンシンに妊娠の兆候が見られたことがあったものの、実際の妊娠には至らなくて。毎年のように、「今年はどうだろうか、生まれるかな......」と心配な気持ちで見守ってきました。だからシャンシャンの誕生は、わがことのように嬉しかったのです。

愛らしい表情を見せるシャンシャン

生まれた当初は非公開で飼育され、生後6ヵ月からようやく一般公開されるように。その頃のシャンシャンは体の毛がピンク色で、いつもお気に入りの木の上にちょこんと座っていました。ごはんのときもお昼寝も、たいてい木の上の定位置。だんだん体が大きくなってくると、木の上では不安定そうに見えるのですが、本人はまったく気にしていない様子でした。(笑)

【木の上が大好き】

高氏さんは「パンダの充電樹」と呼ぶ。不安定な姿勢でもぐっすりお昼寝する姿が話題に