おすぎさんとの想い出トーク

おすぎさんから「山田は、がんばってるよね」と声をかけていただいたのは、まさに、そんなとき。大学卒業後に就いた「TBS954キャスタードライバー」時代、おすぎとピーコさんは、『久米宏の土曜ワイドラジオTOKYO』で映画コーナーを担当していらっしゃいました。テレビでの御活躍よりも前のことで、同番組では、中継車として2台、「まむし号」(毒蝮三太夫さんの中継のサポートをする)、「吉川号」(吉川美代子アナ=当時=の中継のサポートをする)の2台に計8名のキャスタードライバーが関わっていたことから、「反省会」で、おすぎとピーコさんとお話をさせていただく機会があったのです。

その頃のおすぎさんとの想い出トークは、私が「ずっと思ってることなんですけれど、おすぎさんと私って、男性の好みのタイプが似てますよね?」と話しかけたときのこと。当時私はまだ《後輩》の部類だったので、先輩に「おすぎさんと話してもいいですか?」と許可をとり、勇気を出して話しかけたと記憶しています。

「やだわ~、こんな子と同じだなんて……」と、おすぎさん。私が松山千春さんや明石家さんまさんの名前を挙げ、「目が細い男性が好みですよね?」と、さらに踏み込んだときにも「一緒にしないでちょうだいッ」と叱られました。

それからずいぶん経って、『吉田照美のやる気MANMAN』(文化放送)の別の曜日に出演したり、連載をしていた同じ週刊誌が主催するパーティでお会いしたりしていたときも、「山田はさ~」と、独特の口調でツッコんでくださったのが、おすぎさんでした。