先斗町駿河屋 竹露
青竹の香りをおびた
さわやかな水羊羹。
口の中で溶けながら
ひんやりと
喉に落ちてゆく
若竹に流しこまれた水羊羹。笹の葉で蓋をされ、竹かごに入れられたそのすがたを見るだけでも、涼風が吹くようです。竹の香りをおびた瑞々しい羊羹を口にすると、竹や小豆の精気をいただいている気分になります。素材の美味しさを感じさせる涼菓です。
竹流しの水羊羹は、京都の菓子舗ではこの季節よく見かける人気商品。先斗町駿河屋では戦後から作り始めたといいますが、先斗町という場所柄もあって、お茶屋さんの得意先へのお土産に、観光客のお持ち帰り菓子の定番として、喜ばれています。こし餡と寒天と砂糖だけでつくる水羊羹の日持ちは三日間。出来立てを求めるために、花街散策の折には、ぜひ立ち寄ることをお勧めします。
冷蔵庫でしっかり冷やしていただくもよし、氷を張った鉢に入れて、目で楽しみつついただくもよし。夏にしか味わえないフレッシュな羊羹です
先斗町駿河屋 竹露
京都市中京区先斗町三条下ル
☎075・221・5210
営業時間:10時〜18時 火曜休
竹露 1本378円、竹かご入10本4080円(税込)
取り寄せ可
販売期間:4月末から9月半ば(予約が望ましい)
そのほかの京都市内での取扱店:なし
☎075・221・5210
営業時間:10時〜18時 火曜休
竹露 1本378円、竹かご入10本4080円(税込)
取り寄せ可
販売期間:4月末から9月半ば(予約が望ましい)
そのほかの京都市内での取扱店:なし