日常がしんどかったら、逃げてしまえばいい
幸せだということが、美しいということが、お金があるということが、人に迷惑を掛けないということが、押し付けられて、息苦しくなる。SNSの幸せの標本に嫉妬してしまう自分にも嫌になる。
日常がしんどかったら、逃げてしまえばいい。騒音に耳を塞ぐことはいつだって出来る。私たちは根性論でもっと頑張れるだとか上を目指せだとか教えられて来たけれど、もう大人だから無理してはいけないのだ。恵まれていたってつらいときはつらいし、そもそも人にわかってもらうのは難しい。自分の描く幸せイメージがもし苦しいなら、いつだって変えちゃえばいいし、捨てたっていいのだ。
マラソン
本番前の助走期間みたいな気がしてた
セックスの前の愛撫みたいな
人生の舞台はこれからみたいな
でも、とっくの昔から本番で
もう土手の切れ端だ
風が吹く
今日は向い風
テープを切るのはひとり
でも
誰かといたい