栄養成分表示の活用方法
栄養成分表示を確認し、自身の健康状態や目的に合わせて食品を選んでみましょう。以下に一例を挙げます。
・体重が気になる人
エネルギーの量を意識してみましょう。摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ってしまうと、過剰分が体脂肪として蓄積され、肥満につながります。
また、BMI(体格指数)も体重管理の参考になります。肥満の判定基準は国によって異なりますが、日本肥満学会の定めた基準では、BMI18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」となっています。
BMIの計算方法:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
・血圧が気になる人
「食塩相当量」を意識しましょう。食塩の1日の目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
・フレイルを予防したい人
加齢により心身が衰えた状態を「フレイル」といい、放置していると要介護状態になる恐れがあります。
フレイルの原因の一つに筋力の低下があるため、筋肉の元となるたんぱく質を多く摂取することで予防につなげることができます。
栄養成分表示の活用方法については、消費者庁の「【消費者の方向け】栄養成分表示の活用について」で詳しく紹介されていますので、参考にしてみてください。