愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で行われている大相撲名古屋場所も、いよいよ千秋楽。横綱・照ノ富士は、4場所休場からの復帰もあって満員御礼。みどころの多い場所に。『婦人公論』愛読者で相撲をこよなく愛する「しろぼしマーサ」が今場所もテレビ観戦記を綴ります。

前回「土俵上の珍事、立行司と呼出が2人で新大関・霧島の廻し締め直し。昭和50年春場所での大関・貴ノ花の優勝を思い出した」はこちら

誰が勝っても幕内初優勝

大相撲名古屋場所は大混戦のすえ14日目を終え、優勝は3敗の関脇・豊昇龍、前頭9枚目・北勝富士、新入幕で19歳の前頭17枚目・伯桜鵬の3人にしぼられた。誰が勝っても幕内初優勝だ。

豊昇龍は優勝だけでなく大関昇進もかかっているので絶対に負けられない。千秋楽に勝てば大関昇進の目安である33勝に到達する。豊昇龍の対戦相手は「令和の怪物」と呼ばれる伯桜鵬だ。どうする豊昇龍?

北勝富士は4敗の前頭筆頭・錦木と対戦する。北勝富士が勝ったら、豊昇龍か伯桜鵬のどちらかと優勝決定戦になる。どうなる優勝?緊張よりも、気の強さが上回った力士が優勝すると思う。

14日目のNHKテレビの大相撲放送内では、千秋楽の取組は発表にならない。千秋楽を面白くするために取組を考えるためだ。

4敗には小結・琴ノ若、錦木、前頭15枚目・竜電がいるので、取組によっては4敗力士にも優勝の可能性があるかと思い、私の衰えている頭脳は大混乱状態となった。脳を鍛えるためにも大相撲ファンはやめられない。

千秋楽の取組を知り、3敗の3人に優勝はしぼられたと分かっても、誰が優勝するのかと思いドキドキする。やっぱり大相撲ファンはやめられない。